令和5年度 理事長あいさつ
本年度スローガン
心 利
~心が躍る想像を 心で走る行動を 心に響く繋がりを~
所信表明
第40期藤岡青年経営者協議会 理事長を仰せつかりました早川雅丈(まさひろ)と申します。
当会は今年度40期という節目の年を迎えさせていただきます。これもこれまで当会を築き、支えていただいた諸先輩方、そして地域の方々や友好団体様など関係者皆様のご支援の賜物でございます。心より御礼申し上げます。そのような中、当会理事長に就任させていただいたことは大変名誉なことでございます。ご期待に応え、責任を果たせるよう精一杯務めさせていただきます。宜しくお願いいたします。
今年度、当会は「心利(こころど)」をスローガンとして「心が躍る想像を、心で走る行動を、心に響く繋がりを」これを活動指針として活動してまいります。心が躍るようなアイデアを皆で共に行動し形にして、心をひとつにし、今年度の活動理念であります「自己を高め、互いを認め、支えあいながら叡智と熱意を以って会員の団結を図り、会員企業、家族、自身の発展を実現し社会に貢献していく」ことを実現いたします。
私達の世代が社会にでてからリーマンショックをはじめ、サブプライムローン問題、乱高下する為替や株価、上がり続けるエネルギー問題、異常気象や東日本大震災をはじめとした自然災害、世界各地で起こる戦争、そして新型コロナの大流行など大変な時代を生き抜いてまいりました。生きていくために、稼ぐために、必死に働き、活動してまいりました。
そのような大変な状況の中を生き抜くために、私たち若輩者がやらなければならないことは政治を批判することではなく、現状の愚痴を言い合うことでもなく、補助金ありきの経営計画を立てることでもありません。私たちは真っすぐに、自身や企業の質を、価値をあげるために日々努力し挑戦していくことをやらなければなりません。そのために当会は存在していると私は考えております。
その当会、藤岡青経は多種多様な異業種の集団です。だからこそ物事を解決するヒントも数多くございます。そして新たな物を生み出す可能性も限りなくございます。当会関係者に限らず、地域の方や、たくさんの人々が楽しく前向きに日々を生きていけるように、会員企業が当会での経験を活かし、しっかりと「利益」を生み出し、税を納め、社会へ貢献できる企業にしていかなければなりません。
そのためには各企業が現状に満足せず、現状よりも更に良い品を作り、更に良いサービスを提供し、最新の技術を追求し、更に深い知恵を生み出さなければなりません。また長年繋いできた伝統や文化、知識や知恵、そして磨き鍛え続けてきた技術を守り、伝えていくことも大変重要な課題となります。私たちのような若輩者には、このような事柄の様々なレベルを上げられる環境が必要です。そして、その環境を提供できる会にしてまいります。
社会を良くするには、まずは自分自身、そして企業そのものがしっかりと強く逞しくならなければなりません。私たちが日々活動し、学び、経験し、成長することは社会や共に生き抜く人々のためになると信じております。社会を良くするには、まずは私たち自身、そして企業が社会から必要とされる存在にならなければならないのです。
人は必ずどこかで繋がっています。私をはじめ、会員一同まだまだ力も足りず経験も不足している若輩者ばかりです。ですが、だからこそ各企業はまだまだ成長することが出来ます。私たちが成長することで、小さな力でも共鳴し、響き合い、繋がることが出来れば、日本という国がさらに豊かになるという大きな志を持ち会として進んでまいります。
私たちが活動していくことは大変微力かと思いますが、私たちの「活動の一瞬一瞬が社会と繋がっているということ」を自覚し、社会と繋がることに「誇り」と「感謝」をもち会員一同活動してまいります。そして未来を担う子供達の手本になるような背中を見せ、この先の未来に繋いでまいります。
結びに、日頃から皆々様には当会の事業にご理解とご協力をいただき心より御礼申し上げます。今年度のスローガンであります「心利」には「心に気力が満ちていること」「しっかりした心」という意味がございます。会員一同、強く逞しい心利を持ち、会員皆がそれぞれの世界で輝き、皆様と共に社会を、世界を輝かせられるように、一味同心となり活動してまいりますので今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。